会社にとって,クレームは宝物と言われた時期もありました。 確かに,会社内部では気付きにくい製品やサービスの問題点を指摘してくれて,それを改善することにより会社の業績が向上するということはあったと思います。 しかし,昨今のクレームは個人主義的,利己的で,自らの不正な要求を請求するか,あるいは,憂さ晴らし的に会社に対して難題をつけるといった悪質クレーマーが増加しているのも事実です。 そして,それをマスコミが暗に煽っているのも見逃せません。 会社もそれに気付いて,クレーマーの見分け方と悪質クレーマーに対しては,初動対応を含めて毅然とした対応をとることが重要となってきます。