Radio momo　「小林弁護士のプログレの道」　毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日　午前11:30～

次回の放送は、9月16日（土）午前11:30スタートです。
ゲストは、メイワ産業株式会社代表取締役の藤原剛志様です。

9月16日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①イエス「The Revealing Science Of God」
言わずと知れたプログレ界の大御所です。
7枚目で初の2枚組アルバムです。
1973年発表の「Tales From Topographic Ocean」（海洋地形学の物語）から一曲おかけします。
このアルバムはイギリスではチャート1位、アメリカでも6位まで上がりました。
やはりイエスはプログレ界では商業的に成功したバンドということになります。20分27秒の曲の一部です。
ボーカルのジョン・アンダーソンがヒンドゥー教の指導者の自伝を読んでインスピレーションを得て作った作品です。
各1面に1曲ずつ合計4曲が収録されています。
1曲1曲が長いです。
A面の「The Revealing Science Of God」（「神の啓示」）の一部をおかけします。
全体的に冗長というか、お経のような感じがしますが、リック・ウェイクマンのキーボードさばきはさすがです。
ただウェイクマンは本作にかなり不満だったようです。

②スザンヌ・ヴェガ「Book Of Dreams」
アメリカ出身の女性シンガーソングライターです。
1985年にデビューアルバムを出しました。
これまで9枚のアルバムを出しています。
ウェットでしんみり歌い上げる感じです。
1990年発表の「夢紡ぎ」から一曲おかけします。
独特のメロディと歌声です。
私はプログレっぽいと思っています。
以前、前衛的な演劇集団の演劇を観たことがあります。全身をまっ白に塗りたくった人が宙吊りになるような演劇です。
その演劇の中でこの方の曲が使われていました。
前衛的な演劇とスザンヌ・ヴェガの曲がすごくフィットしていました。
なので、やはりこの方はプログレ的なのだろうと思います。

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