Radio momo　「小林弁護士のプログレの道」　毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日　午前11:30～

次回の放送は、8月5日（土）午前11:30スタートです。
ゲストは、佐藤早苗司法書士行政書士事務所の佐藤早苗様です。

8月5日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①ピンク・フロイド「Speak To Me/Breathe」「On The Run」
1973年発表のアルバムです。
5000万枚以上の売り上げを誇る、プログレ界のモンスターアルバムです。
最初の2曲をおかけします。
心臓の鼓動で始まります。
「ブリーズ」の気だるい退廃的な旋律が渋いです。
これほど澄み切った透明な音楽はなかなかありません。
2曲目の「オン・ザ・ラン」はインストです。
この時代にシンセサイザーを見事に使いこなしています。
荒い息づかいの音、人が走る音の効果音もすごい。
当時、このアルバムを聴いた人は、私も含めてかなりぶっ飛んでいたと思います。
今から50年前の音源とは到底思えません。

②Toto「Lorraine」
1978年にデビューしたアメリカのバンドです。
一応プログレの範囲に入ると思います。
4枚目のアルバム「TOTOⅣ－聖なる剣」など商業的に成功したバンドです。
スタジオミュージシャンらしい、きっちりとした演奏をするバンドです。
バンド名はトイレの便器のメーカーではなく、ラテン語の「totus（全て）」から引っ張ったようです。
1979年発表の2枚目のアルバム「ハイドラ」から一曲おかけします。
このアルバムは少しほかのアルバムと違ってプログレ色が強いと思います。
主題曲の「ハイドラ」も「99」もなかなかいいのですが、少し地味な曲をおかけします。
この曲は後半のインストが個性的で好きです。
もう少しこの手の路線でインストをやっていたならと思いますが、そうすると商業的に厳しいのかもしれません。

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