ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』6月3日(第83回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』6月3日(第83回)の放送内容

2023年05月27日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~

次回の放送は、6月3日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、株式会社宮原製作所代表取締役の宮原浩光様です。

6月3日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①ケイト・ブッシュ「嵐が丘(Wuthering Heights)」「少年の瞳をもった男(The Man With The Child His Eyes)」
イングランド出身の女性シンガーソングライターです。
5大プログレバンドのピンク・フロイドのギタリストのデビッド・ギルモアに見出されて、1977年にデビューしました。
デビューアルバムの「天使と小悪魔」から2曲おかけします。
それにしても嵐が丘は秀作です。
エミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」を上手く曲調と歌詞に取り入れています。
吹雪の荒野でキャシーがドアを叩く光景が目に浮かぶようです。
ハイトーンで、体をくすぐるような独特の声色です。
明石家さんまの「恋のから騒ぎ」でも使われている曲です。
もう一曲の「少年の瞳をもった男」は2枚目のシングルカットです。
この曲はイギリスの優雅さを感じます。
ケイト・ブッシュはこの後もいくつかアルバムを発表しますが、それぞれの曲に独特の個性があります。
個人的には、十分プログレだと思っています。

②イエス「Mood For A Day」
スティーブ・ハウのギターソロです。
1971年発表の「こわれもの」の中のアコースティックギターのインストです。
このアルバムからキーボードのリック・ウェイクマンが加わって、イエスはプログレに大きく舵を切ることになりますが、その中で異彩を放っている曲です。
イエスの曲の中でもハウのアコースティックなギターのソロはこの曲だけだと思います。
イエス・ソングズのライブでも演奏をしています。
ライブでもスティーブ・ハウはスタジオ以上の演奏をしています。
スパニッシュ調のギターの旋律です。
凝っているというか、かなり変態的な?弾き方をしているように思います。
3分間という短い時間ですが、ハウのギターの繊細さに癒されます。

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