ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』1月7日(第72回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』1月7日(第72回)の放送内容

2022年12月31日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~

次回の放送は、1月7日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、(一社)岡山住まいと暮らしの相談センター理事・事務局長の石田信治様です。

1月7日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①レディオ・ヘッド「Subterranean Homesick Alien」
イングランド出身のバンドで、オルタナティブ・ロックに入れられることが多いです。
オルタナティブ・ロックとは、商業主義的なポピュラーな音楽とは別のアンダーグラウンド的な音楽という意味です。
ただ、このバンドは電子音楽、ジャズ、クラシックの要素もふんだんに取り入れているので、私的には十分にプログレです。
前に2000年発表の「キッドA」から一曲おかけしましたが、今回はその前の1997年発表の「OKコンピューター」から一曲おかけします。
このアルバムは全世界で780万枚以上売り上げました。
「パラノイド、アンドロイド」、「カーマ・ポリス」など名曲が多く、どの曲を選ぶか迷いましたが、少し奇抜な曲を選んでみました。
他のバンドでは、模倣ができない曲作りです。

②スティーヴ・ヴァイ「Zeus In Chain」
少し馴染みが薄いかもしれませんが、アメリカのギタリストです。
フランク・ザッパのバンドを経て、ソロに転向した後、ホワイトスネイクに加入して、またソロ活動をしています。
これまで10数枚のソロアルバムを出していますが、今回は今年発表されたばかりの「Inviolate」というアルバムから一曲おかけします。
どの曲も上手く仕上がっている好印象のアルバムです。
バックのメンバーの演奏力もさることながら、さすがスティーヴ・ヴァイです。
単なる早弾きとか、テクニックではなく、創造力に溢れたギターソロを展開してくれます。

③フリートウッド・マック「You make loving fun」
イングランド出身のバンドです。
メンバーは変遷していますが、1975年の「ファンタスティック・マック」と1977年の「噂」を発表した頃がピークでした。
その頃は女性2人、男性3人の構成でした。メンバー構成が斬新でした。ちなみに、女性2人と男性2人はそれぞれお付き合いをしていました。
去る12月2日の新聞で、キーボードとボーカルを担当していた女性のクリスティ・マクビーさんがお亡くなりになったことが出ていました。新聞では「アルバム「噂」(77年)は世界中で4千万枚以上売れ、バンドは70~80年代を通し世界的に有名になった」と書かれていました。
私が高校生の頃にはよく聞いたアルバムです。プログレとは少し違いますが、追悼の意をこめて「噂」から一曲おかけします。
このアルバムからは「オウン・ウェイ」、「ドリームス」、「ドント・ストップ」、「ユー・メイク・ラビング・ファン」の4曲が順にシングルカットされていて、アメリカでそれぞれ10位、1位、3位、9位になっています。
クリスティ・マクビーが単独でボーカルをしている曲をおかけします。スティービー・ニクスのバック・コーラスは今聴いても斬新です。

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