ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』12月17日(第70回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』12月17日(第70回)の放送内容

2022年12月10日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~

次回の放送は、12月17日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、株式会社岡住代表取締役の赤枝孝士様です。

12月17日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①くるり「ワールズエンド・スーパーノヴァ」
日本のロックバンドです。立命館大学出身の岸田繁さんと佐藤征史さんのバンドです。
「ジョゼと虎と魚たち」という映画のサントラを手がけたり、「ワルツを踊れ」というオーケストラと共演するなど、曲作りはかなりプログレです。
「ばらの花」とか「ワンダーフォーゲル」など初期の作品はその辺の日本のロックバンドとは一味違った工夫があって、個人的にはかなりインパクトがありました。
技巧的で複雑に構成された曲という点では十分プログレッシブだと思います。
今回は2002年3月発表の「The Worlds Is Mine」という4枚目のアルバムから一曲おかけします。
ふわふわした感じの演奏に、岸田繁さんのボーカルが上手く絡みます。
日本のロックはボーカルが入るとがっかりすることが多いのですが、流れるようなメロディーと斬新な楽器の使い方に上手く合っています。
この曲はシングルカットもされて、オリコン13位まで上がりました。

②ラッシュ「Hand Over Fist」
この番組ではお馴染みのカナダのプログレバンドです。
1989年発表の13枚目のアルバム「プレスト」から一曲おかけします。このアルバムは少しラッシュの他のアルバムと毛色が違う感じがします。
このバンドはよくプロデューサーを変えるのですが、その方の影響があったのかもしれません。
重々しいアレックス・ライフソンのギターやスピード感のあるニール・パートのドラムが少し影をひそめて、その分メロディーの美しさが前面に出ている感じがします。
個人的には好きなアルバムです。
このアルバムの中にはいわゆる大作がありません。
どの曲を選ぼうか迷ったのですが、ラッシュには珍しいアコースティックなギターとリズミックなアレンジが軽快な曲を選んでみました。

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