ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』11月19日(第68回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』11月19日(第68回)の放送内容

2022年11月12日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~

次回の放送は、11月19日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、自衛隊岡山地方協力本部長の谷坂忠俊様です。

11月19日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①エマーソン・レイク&パーマー「Tank」
1970年発表のファーストアルバム「エマーソン・レイク&パーマー」から一曲おかけします。
イギリスのアルバムチャートで4位になったアルバムです。このトリオはELP結成前に別のバンドで活躍していました。
この曲は、エマーソンとパーマーの共作です。
ギター抜きでここまでやるかという感じの曲です。初めはエマーソンのキーボードが縦横無尽に暴れます。
レイクの軽快なベースも曲にマッチしています。
中半のパーマーの力強く速いドラムのソロも当時は珍しかった。
後半はエマーソンのムーブシンセサイザーの演奏です。いかにもタンクが進軍してくるかのような迫力があります。
エマーソンのムーグシンセサイザーの演奏は、当時は斬新でした。
この今日は1977年発表の「ELP四部作」のC面にパーマーのソロとしても収録されています。

②イエス「Going For The One(究極)」
1977年発表の8枚目のアルバムから一曲おかけします。
前作の「リレイヤー」のときはリック・ウェイクマンが脱退をしてしまいましたが、このアルバムから復帰しました。
アルバムチャートはイギリスで1位、アメリカで8位になりました。この頃のイエスは大体イギリス、アメリカの10位以内に入っており、プログレバンドとしては商業的には成功しています。
この曲はプログレというよりもロックンロール調です。
スティーブ・ハウのギターがキレキレです。
ベースのクリス・スクワイヤ、ドラムのアラン・ホワイトのメンバーが思い思いに演奏しています。
ジョン・アンダーソンのハイトーンのボーカルも気合が入っています。

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