ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』10月1日(第64回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』10月1日(第64回)の放送内容

2022年09月26日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~

次回の放送は、10月1日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、株式会社サンヨープレジャー代表取締役の髙谷昌宏様です。

10月1日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①エマーソン・レイク&パーマー「Fanfare For The Common Man」
1977年発表の「Works Volume Ⅰ」(ELP4部作)のD面に入っている曲をおかけします。
9:42の大作です。
最後のD面だけが3人で演奏しています。
この頃はELPの3人がソロで活動することが多くなっています。
この曲のオリジナルは、アメリカのアーロン・コープランドが1942年に作った曲です。
原曲も荘厳で素晴らしいのですが、ELPのアレンジしたこの曲の方がスピード感と躍動感があって聴きやすいです。
途中のブルースっぽいアレンジも渋い。
何よりもこの曲に目をつけてプログレ調に仕上げたキース・エマーソンのセンスに拍手です。
この後1979年にELPは解散します。
2016年にキース・エマーソンとグレッグ・レイクが相次いで亡くなります。

②ロキシー・ミュージック「Avalon」
ロキシー・ミュージックがプログレ?と思われる方もおられるかもしれません。
このバンドはジャンルが難しいです。初期と後期では曲調がだいぶ異なります。
ロキシー・ミュージックをプログレに入れる声も一部にあるのであえて入れさせていただきます。
1982年発表の8枚目のアルバムからタイトル曲をおかけします。
このアルバムはこのバンドの最高傑作といわれています。
この曲は、落ちついた旋律です。
ブライアン・フェリーの緩やかで澄んだボーカルと控え目で堅実な演奏がよく合います。
大人のプログレといった感じがします。
この曲は後半の女性のスキャットが素晴らしい。

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