ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』9月3日(第62回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』9月3日(第62回)の放送内容

2022年08月29日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~

次回の放送は、9月3日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、大樹生命保険株式会社岡山支店長の藤田宗久様です。

9月3日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①ビル・ブラッフォード「Seems Like A Lifetime Ago(PART2)」
1979年発表の「Feels Good To me」から一曲おかけします。
ビル・ブラッフォードは、イエス、キング・クリムゾンといったプログレの大御所のドラマーを経て、1977年にソロアルバムを出します。
この頃は、女性ボーカルを使っていて、完全なインストではありません。
この翌年の1978年にこの番組でも何度もおかけしたUKに加入し、さらに、その次の年にブラッフォードというバンドで「One Of a Kind」という名盤を出します。
この頃はギターのアラン・ホールズワース、キーボードのデイブ・スチュアート、ベースのジェフ・バーリンといったメンバーが揃っていて、1978年のUKの頃に続いて、ビル・ブラッフォードの全盛期だと思います。
この曲もホールズワースのギターが冴えわたっています。後半はホールズワースはねちっこくギターを弾いています。
このアルバムは「One Of a Kind」の前で少し影が薄い感じがしますが、試行錯誤しながらもいい味を出していると思います。

②ドリーム・シアター「Blind Faith」
2002年発表の7枚目の「Six Degrees Of Inner Turbulence」から一曲おかけします。
10分21秒の大作です。2枚組のアルバムで、前に2枚目の方の組曲から一曲おかけしたことがあります。
メタル・プログレッシブのイメージがぴったりはまる曲です。
インストの所のぺトルーシュのギターが速い。これでもかというくらい気合が入っています。ルーデスのキーボードとユニゾンで弾けています。ポートノイのドラムが畳みかけてきます。
まるで楽器のバトルのような感じです。
この手の演奏はあまり聴いたことがありません。
インストの後の主旋律のボーカルの部分はどこか懐かしいポップな曲調です。
演奏の激しさとテクニックと、ボーカルの部分のポップさのギャップがドリーム・シアターらしいと思います。

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