ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』8月6日(第60回)放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』8月6日(第60回)放送内容

2022年08月02日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日、第5土曜日 午前11:30~

次回の放送は、8月6日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、株式会社山陽アルミ代表取締役の青山圭一様です。

8月6日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①イエス「Parallels」
1977年発表の8枚目のアルバム「Going For The One(究極)」から一曲おかけします。
邦題では「パラレルは宝」になっています。
前にもおかけした「危機」の後、「海洋地形学の物語」、「リレイヤー」と続くのですが、このアルバムでは、リック・ウェイクマンがバンドに復帰します。
リックの重厚なパイプ・オルガン、クリス・スクワイヤのうねるようなベース、アラン・ホワイトのドラムにスティーブ・ハウが跳ね回るようなギターを弾きます。
プログレの王道のような仕上がりです。
なお、アラン・ホワイトは先頃お亡くなりになりました。
2014年の来日コンサートでは、闘病中にもかかわらず、出演して何曲かドラムを叩いてくれたことが懐かしいです。

②ラッシュ「Manhattan Project」
1985年発表の「パワー・ウィンドウ」から一曲おかけします。
マンハッタン計画とは、第2次大戦のときにアメリカが行った原爆開発のプロジェクトです。
曲の旋律、構成は迫力があります。
3人の流れるようなテクニカルな演奏力が凄い。
ストリングスも上手く取り入れています。
曲の歌詞は日本への原爆投下を歌っています。
私なりに一節を訳すと、「エノラ・ゲイのパイロットは衝撃波圏外に飛び出した。8月のある日、すべての力と歴史の流れが永遠に変えられた。」となります。
淡々と表現していますが、ドラムのニール・パートの詩には反戦、平和への祈りが込められていると思います。

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