ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」6月4日(第55回)の放送内容

ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」6月4日(第55回)の放送内容

2022年05月28日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、6月4日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、創志学園高等学校校長の今井康好様です。

6月4日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①ジェネシス「Cuckoo Cocoon」「In The Cage」
1974年発表の2枚組アルバム「眩惑のブロードウェイ」から2曲おかけします。
ピーター・ガブリエル在籍の最後のアルバムです。
この番組では、このアルバムから既に3曲おかけしています。
このアルバムをジェネシスの最高傑作という人は多いです。私もその一人です。
「Cockoo Cocoon」とはかっこうの繭のことです。
美しい旋律と間奏のガブリエルのフルートが印象的です。
「In The Cage」はよくジェネシスがライブで演奏する曲です。
リズミカルでどこか演劇的な感じの曲です。
フィル・コリンズがボーカルを担当してからのジェネシスもライブでよくこの曲を演奏していますが、やはりガブリエルの方が合っていると思います。
ガブリエル節というか、独特の節回しが炸裂しています。
トニー・バンクスのキーボードはこの当時にしてはかなり斬新だと思います。
対照的なこの2曲が流れるようにメドレーで流れます。
最高傑作にふさわしい曲の配列です。

②キース・エマーソン、マーク・ポニーラ、テリエ・ミケルセン「The Endless Enigma Suite PartⅠ」
2012年発表の「Three Fates Project」から一曲おかけします。
キース・エマーソンは言わずもがなエマーソン・レイク&パーマー(ELP)のキーボード奏者です。
この番組でもELPの曲は何度かおかけしました。
マーク・ポニーラはエマーソンのグループのギタリストです。
テリエ・ミケルセンはノルウェー人のオーケストラの指揮者です。
エマーソンとミュンヘン放送管弦団の共演です。
まさにロックとクラシックの合体といった感じです。
とは言っても、ほぼオーケストラの演奏です。
おかけする曲は「トリロジー」に収録されている「永遠の謎組曲パート1」です。
本来はELPが1972年に発表したトリロジーのオリジナルをおかけしたかったのですが、この曲はオーケストラのアレンジもなかなか渋いのでこちらをおかけすることになりました。
エマーソンの曲はオーケストラのアレンジがよく合うと思います。
キース・エマーソンは2016年3月にお亡くなりになっています。

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