ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」5月7日(第53回)の放送内容

ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」5月7日(第53回)の放送内容

2022年04月30日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、5月7日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、A&C株式会社代表取締役の佐々木慎太郎様です。

5月7日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①エマーソン・レイク&パーマー「ジェレミー・ベンダー」「ザ・シェリフ」
「ジェレミー・ベンダー」は1971年発表のアルバム「タルカス」のB面初めの曲です。
この頃のELPにしては珍しくポップな曲です。
しかも、1分50秒という短い曲です。
歌詞は少しくだらないです。
「ザ・シェリフ」は1972年発表のアルバム「ロリロジー」に収録されている曲です。
この曲もこの当時のELPにしてはかなりポップです。
しかも、この曲のメロディーは先ほどの「ジェレミー・ベンダー」と瓜二つというか、よく似ています。
少し洒落で作ったのだろうと思います。
こちらの方はエマーソンがピアノ以外のキーボードを上手く使っています。
1974年発表のELPのライブ盤「レディース・アンド・ジェントルマン」ではこの両曲をメドレーで演奏していました。
ライブなので少しレイクのボーカルがずれている感じがしましたが、エマーソンのキーボードはアレンジがよく効いていて素晴らしい出来だったと思います。

②ヨハンソン・ヨハンソン&ホールズワース「On The Frozen Lake」
1997年発表の「Heavy Machinery」というアルバムから一曲おかけします。
アラン・ホールズワースはギタリストです。
これまでこの番組でもUKやブラッフォードの曲を何曲かかけましたが、そのギターを担当していました。
ホールズワースは、これ以外にもソフトマシーン、ゴング、ジャン・リュック・ポンティなどさまざまなバンドを渡り歩いて、ソロ作品も多く残しています。
アンダース・ヨハンソンはドラム、弟のヤンス・ヨハンソンはキーボードです。どちらもスウェーデン生まれです。
この兄弟は、ヨハンソンズ、ヨハンソンブラザーズなどといったバンドでアルバムを出しています。
なかなかの出来映えでいずれこの番組でもおかけしたいと思います。
何故、ホールズワースとヨハンソン兄弟が合体したのかよく分かりませんが、このアルバムはそれぞれのメンバーの演奏する楽器の迫力とテクニックが凄いです。

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