ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」4月30日(第52回)の放送内容

ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」4月30日(第52回)の放送内容

2022年04月23日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、4月30日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、鏡野町長山崎親男様です。

4月30日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①ジェネシス「The Musical Box」
1974年発表の3枚目の「Nursery Crime」アルバムから一曲おかけします。
10分30秒の大作です。
このアルバムからドラムのフィル・コリンズとギターのスティーブ・ハケットが参加します。
今からじゃ考えられませんが、フィルもスティーブも途中参加の新参者だったのですね。
全体的に演劇風のメロディです。
ピーター・ガブリエルのボーカルも演劇的です。
ギターやフルートが絡むインストの部分も実に効果的です。
前作よりもドラムとギターがしっかりしているなという印象があります。
エンディングは実に壮大です。
そこに至るまでの次第に高揚していく音の積み重ねが実に綿密です。
歌詞は難解でよく分かりません。
この曲はジェネシスのライブでもよくやっていますが、やはりフィル・コリンズよりもピーター・ガブリエルの方が曲に合っているという感じがします。

②ブラッフォード「The Sahara Of Snow Part1,2」
1979年発表の「One Of a Kind」から一曲おかけします。
このアルバムからは既に2曲かけています。
好きなプログレを順にかけているのですが、どうしても特定のアルバムに集中してしまいます。
ビル・ブラッフォードがアラン・ホールズワースとともにUKを脱退してから、2人が中心となってブラッフォードというバンドを作ります。
キーボードのデイブ・スチュアートとベースのジェフ・バーリンも加わります。
UKに勝るとも劣らないメンバーが集結したことになります。
その2作目のアルバムです。
パート1ではアフリカ調のリズムが斬新です。
ブラッフォードのパーカッションが渋い。
この頃は4人でいろいろなアイデアを元に音作りにチャレンジしていたのだろうと思います。
パート2では4人のテクニックが炸裂します。
アラン・ホールズワースのギターの弾くようなギターの弾き方が印象的です。耳に絡みつきます。

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