ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」4月19日(第51回)の放送内容

ラジオ出演 「小林弁護士のプログレの道」4月19日(第51回)の放送内容

2022年04月09日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、4月16日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、株式会社ナラムラ代表取締役の楢村貴宏様です。

4月16日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①キング・クリムゾン「The Court The Crison King」
1969年に発表された「クリムゾン・キングの宮殿」のラストを飾る曲です。
プログレの古典といってもいいと思います。
中学生のときに初めて聴いたときは痺れました。
このアルバムからは既に「エピタフ」をおかけしました。
宮殿がイメージに浮かんでくるような荘厳な曲です。
この曲はメロディは美しいですが、歌詞の意味はかなり難解です。
途中のインストの間奏が素晴らしい。
一つ目はキーボードのテンポが良く、二つ目はフルートの使い方が上手いと思います。
この頃のキング・クリムゾンは、同時期のビートルズやレッド・ツェッペリンとよく比較されます。
しかし、遜色ないというよりも独創性と進歩性に関しては明らかにキング・クリムゾンが勝っていたと私は思います。
まさに、プログレの走りといった感じのアルバムです。

②エベロン「Under Skies」
ドイツのプログレバンドです。
前回のウクライナのカルファーゲンと同様、シンフォニック系のプログレといわれます。
1995年発表の2枚目のアルバム「Flood」から一曲おかけします。
このバンドは、これまで4枚のアルバムを出しています。
全体的にメロディが美しいです。
ボーカルと演奏がしっかり歌っているなという印象があります。
繊細かつドラマティックな感じの曲が多いです。
この曲は哀愁さとダイナミックさが同居しています。
しっとりとしたリズムにキーボードとギターが上手く絡んでいます。
ドイツのプログレというとクラフトワークのようなテクノサウンドが思い浮かぶかもしれませんが、このバンドはイギリスのプログレのような感じの曲です。

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