ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』2月20日(第22回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』2月20日(第22回)の放送内容

2021年02月13日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、2月20日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、山陽美業株式会社代表取締役の室山晃一様です。

2月20日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

①ジャン・リュック・ポンティー「エニグマティック・オーシャン・パートⅢ」
フランス人のバイオリニストで、自分のバンドを組んで活動しています。
このバンドは、プログレというよりもジャズロックとかフュージョンに位置付けられるようです。
1977年に発表された「秘なる海(エ二グマティック・オーシャン)」から一曲かけたいと思います。
このアルバムはギターがあのアラン・ホールズワース(UKやブラッフォードでもギターを弾いていた人です。)などプログレ系の人がかなり参加しています。
私はこのアルバムは、ジャン・リュック・ポンティーの他のアルバムとは若干雰囲気が違っていて、十分プログレなのではないかと思っています。
まあとにかく、ジャンのエレクトリック・バイオリンの流れるような弾きが凄い。それこそアラン・ホールズワースのギターの速弾きのような感じです。

②キャメル「ラヤダー」と「ザ・スノー・グース」
キャメルは、5大プログレバンドの次に位置付けられる感じのバンドです。どちらかというと、プログレッシブという感じよりも叙情的なソフトな曲が多いです。
1975年発表のアルバム「スノー・グース」から2曲かけたいと思います。
短編小説「スノー・グース」を題材に作ったコンセプトアルバムで、全曲インストルメンタルです。
あえて「ライブ・ファンタジア」というライブ版から曲をかけます。ライブの方が迫力があります。
1曲目はフルートと、その後のピーター・バーデンスの流れるようなキーボードの展開がいいですね。
2曲目は、アンディー・ラティマーのいわゆる泣きのギターが炸裂します。
2018年5月に来日したときは、コンサートに行きました。
メロディアスでありながら、ときには激しく、いいライブでした。

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