ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』2020年9月19日(第12回)の放送内容

ラジオ出演 『小林弁護士のプログレの道』2020年9月19日(第12回)の放送内容

2020年09月11日

Radio momo 「小林弁護士のプログレの道」 毎月第1土曜日、第3土曜日 午前11:30~

次回の放送は、9月19日(土)午前11:30スタートです。
ゲストは、リトミックシューレ代表の近藤直子様です。

9月19日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

KENSO「月夜舟行(Gessha Senkoh)」(初めに「インスマウスの影」も)

歯科医でもある清水義央(よしひさ)さんを中心にする日本のプログレバンドです。ついに、日本のプログレバンドの登場です。KENSOというバンド名は、神奈川県立相模原高校の略称の「県相」からとったとのことです。
今回のプログレは、1989年発表の4枚目のアルバム「スパルタ」から「月夜舟行」をかけたいと思います。
静けさの中の微かな音を上手く使っていて、それが光っているような感じの曲です。日本的な音を上手く使っていて、「侘び」と「寂び」を感じさせる曲ですね。清水さんのギターはテクニックがどうこうというよりも、ひと工夫ある弾き方で、メロディーがきれいです。ドラムもベースもキーボードもかなり上手く、日本のバンドも凄いなあという感じです。この曲は、清水さんではなく、キーボードの小口さんが作曲されたとのことです。
このバンドは5枚目の「夢の丘」の評価が高いようですが、私はどちらかというとこの「スパルタ」の方が好きです。
KENSOのコンサートに行ったことがありますが、清水さんはよく喋るその辺のおじさんといった感じで、親近感が持てました。
番組のイントロでは、月夜舟行の後の「インスマウスの影」もおかけします。スピード感のあるメロディーの後の、清水さんの開き直ったような「説得力のある」ギターがいいですね。
それにしても、日本のプログレも決して侮れません。日本人は本当に凄い!

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