Radio momo　「小林弁護士のプログレの道」　毎月第1土曜日、第3土曜日　午前11:30～

次回の放送は、7月18日（土）午前11:30スタートです。
ゲストは、岡山県医師会会長の松山正春様です。

7月18日の番組内でご紹介する曲について少しお話しさせていただきます。

ドリームシアター「Breaking All Illusions」（アルバム「A Dramatic Turn Of Evens」から）

まあ、個人的には、ここ数年で一番良く聴いているバンドだと思います。1990年代から現在も活躍しているアメリカ出身のバンドです。プログレの世界では比較的イギリス勢が多いのですが、アメリカ勢もなかなか頑張っています。
このバンドの1992年発表の2枚目のアルバム「イメージズ・アンド・ワーズ」はあまりにも衝撃的でした。ギター、キーボード、ドラムのいずれも単に上手いとかではなく、新しい演奏法というかテクニックを随所に披露している感じを受けました。これまで15枚ほどアルバムを出していますが、どれも曲の構成とアイデアと演奏テクニックが素晴らしいです。
メタル・プログレという言い方をされることもありますが、個人的にはあまりメタル感は感じません。強いて、このバンドを一言で表せば、「類い稀な独特の演奏技術、作曲能力を持ったマニアック集団」とでもいったところでしょうか。
その中から、今日おかけするのは、2011年発表のアルバム「A Dramatic Turn Of Evens」から「Breaking All Illusions」です。12分25秒の大作ですが、ジョン・ペトルーシのギターにジョーダン・ルーデスのキーボードが上手くミックスされています。フワフワ感のあるキーボードにキレのあるギターが上手く絡んでいる感じですね。このジョーダン・ルーデスは最近いろいろなプログレ系のコンサートでもよく聞く名前ですね。
ドリームシアターは、5月に来日公演する予定でしたが、コロナ感染の影響で延期になり、10月に来日公演ということで、私も札幌、東京、広島と追っかけをします。

過去の出演情報はこちら